1953-07-10 第16回国会 衆議院 通商産業委員会 第15号
しかもこの前保険料の負担が銀行業者の不当な要求によつて、銀行の負担がはるかに軽減され、被融通者の負担が多くなつておる。その上にさらに五分方保険料が引上げられたことは、金融打開に効果はあるが、しかし一方において保険料はそれだけ余分に負担しなければならぬということになつて来るのであります。そういう点を考えると、この融通を受ける人の負担を何とかもう少し軽減する必要はありはしないか。
しかもこの前保険料の負担が銀行業者の不当な要求によつて、銀行の負担がはるかに軽減され、被融通者の負担が多くなつておる。その上にさらに五分方保険料が引上げられたことは、金融打開に効果はあるが、しかし一方において保険料はそれだけ余分に負担しなければならぬということになつて来るのであります。そういう点を考えると、この融通を受ける人の負担を何とかもう少し軽減する必要はありはしないか。
だからあなたの考えておる貸出を多くしたということは、どういう面に多く貸出をしたのか、これは監督の立場にあるところの大蔵省において、市中銀行の百万円以上の資金融通者の名簿を作成いたしまして、それをこの際委員会に資料として出して貰いたいことを申上げて置きます。
○森下政一君 それではこう了承してよろしうございますか、今この事例としてお挙げになつているような事由、その他には他の法律等の関係で免除するより外に方法がない、途がないのだ、そういつたようなものに限り、直接融通者にも怠慢とか、或いは過失とか、こういうことによつて見込み違いであつたというようなものは、一切政府においては免除することはないのである、こういうふうに了承して間違いありませんでしようか。